年末年始に読んだ本の中で気に入ったやつの感想をひとことふたこと。
(一応ネタバレはしないように書いたつもりです。)
数学的にありえない (アダム ファウアー)
前から気になってました。これ。
後半からケイン(主人公)がごりごり特殊な能力を使ってくれるのでスリリングで面白いです。前半は伏線たくさん。
確率論とか統計学とか量子力学とかの話が途中でちょこちょこと出てきますが、予備知識なくても楽しめました。(もちろんそういうのに詳しい人の方が楽しめるとは思います)
これは映画化したら結構面白そう(というか内容が映画っぽい。戦闘シーンも結構あるし)なんですけど、どうなんでしょう?
あ、Amazonの方で児玉さんのレビューもありました。
GOTH (乙一)
僕は乙一さんの本は大好きです。
この本は
漫画の方しか読んでませんでしたが、この設定はとても好き(乙一さんの作品の中で一番好きかもしれません)なので原作の方もねと。
原作の方は漫画の方にはない物語も入ってますので、漫画の方しか読んでない人はぜひ。
オチ(乙一さんの作品らしいオチ)が読めてしまったりもしますが、それでも各章のクライマックスでは緊張し興奮します。とりあえず僕は乙一さんが好きなのです。
隣の家の少女 (J・ケッチャム)
これはやばい。クレイジーすぎる。読んだら忘れられない。
あらすじ。主人公は12才の男の子。両親を亡くした姉妹が隣の家(その姉妹の親戚)に引っ越してきます。姉さんはとても美しかったので、主人公は姉さんの方に恋をしました。
しかし姉妹はその家で折檻を受けています。日に日に折檻はエスカレートしていき、それはもう読んでいて耐えられなくなるくらいの暴力を受けます。本を読んでいて途中で破りたくなりました。冗談抜きで。主人公は姉妹を助けようと思うのですが、あまりに無力。そんな話。
ちなみに僕はこの本は
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるというブログさんで知りました。僕はこのブログさんは好きでよくヲチしてますが、いい本をたくさん紹介してくれてます。
スカイ・クロラシリーズ (森 博嗣)
森 博嗣さんも僕が大好きな作家さんです。
これハードカバーが出版された時に装丁がとても綺麗で驚きました。一度読んだ事があった(図書館でナ・バ・テアまで借りて読みました。ハードカバーは高いのです。)のですが、文庫で見つけたので、もう一度読み直しという事でね。
これは何回読んでも心地良い作品です。むしろ味わいが出てくる(ちょっと大人っぽい事をいった気分)。雰囲気的にはなんとなく四季シリーズに近いかな。
あーもう大好き。
ちなみに
「悪戯王子と猫の物語」もこの前読みました。独特で素敵な雰囲気が漂ってます。著者紹介(この本は森博嗣さんとささきすばるさんの共著)の所に2人とも最後に「トーマという名の犬を飼っていた」と書かれていたのが妙に印象的でした。
森 博嗣さんは
ブログも面白いです。
マルドゥック・スクランブルシリーズ (冲方 丁)
SF小説。11月に続編のマルドゥック・ヴェロシティシリーズが刊行されたので話題になり、僕も気になってました。
どうもGONZOさんからアニメっていう話もあったのですが、途中で中止になったみたいです。残念。
戦闘シーンはさすがSFというかスピード感や緊張感があってとても面白い。しかしこの作品は戦闘シーンだけでなく、カジノシーンが面白いのです。全体の半分くらいはカジノシーンで、なぜここまで濃くするのかってくらい。けどこれがまた面白い。数学的にありえないを読んだあとだったので、カジノのシーンは妙にシンクロして見えたり。けどこっちのカジノシーンの方が確実に面白い。また、このシーンの途中に出てくるスピナー(ヨーヨーで遊ぶ人のことではなく、ルーレットのスピナー)の女の人がとても魅力的で印象に残ってます。というか登場人物のほとんどが魅力的ですが。
主人公と相棒の絡みがこれまたキュンとする。マルドゥック・ヴェロシティシリーズも読もう。
そういえば僕の所にもUSBメモリが届きました。いやほう。